「うつ」とやっかいな「彩り」の話 –躁うつ病の今 その2-いずれにせよ、人間は「矛盾の束」である。完璧な人間などいないのだから、いい加減に生きるのがうつ病にならないコツだと、私は思う。 - 北杜夫 作家 精神科医 - 「パパは楽しい躁うつ病」では北杜夫さんの躁状態における様々な奇行がまさに楽しく紹介されています。晩年うつが続くと娘...
「うつ」とやっかいな「彩り」の話 –躁うつ病の今 その1-その頃は「虫の冬眠」と称して時期が来れば治ると信じていた。ひたすら、じいーっとしていると自然に治っちゃう。 - 北杜夫 作家 精神科医 - 大先輩の精神科医であり芥川賞作家でもある北杜夫さんは日本で最も名の知れた「躁うつ病」の患者さんでもあります。私は子供の頃、愉快な「ドク...